イノベーションは不要?

ビジネス

 「ヤバい経営学」を読んでいるが、中国の医薬品業界の1300社を対象としたイノベーションに関しての調査によると、(ここで言うイノベーションというのは新しい製品、新しい含有量での服用、新しい摂取方法等も含まれる)イノベーションによって、会社が数年に渡って成長スピードが上がったり、大成長をとげるというような統計的な結果はないとのことだった。むしろ、イノベーションを起こす企業はその他の企業よりも成長では遅れをとっているとのこと。しかも会社としても長続きすることは少ないということだった。

 結局のところ、実は会社はイノベーションがないほうがうまくいくという結論である。イノベーションは大きく分けるとプロダクトイノベーションとプロセスイノベーションに分けられる。特に変化の大きい業界においては、プロダクトイノベーションの方が優先されるという考え方が一般的だ。しかしながら、この統計結果を考えてみると本当にプロダクトイノベーションが優先されるかというところは非常に怪しいのではないかと思う。実際、Googleの検索サイトは後発であったし、マイクロソフトのMS-DOSもアップルなどと比べれば後発であったと思う。要するに、後発であるが市場が存在する製品を差別化ポイントを作って売り出していく方法でも大きな成功はもたらせる可能性はあるので、市場があるかわからないような全く新しい新製品を頑張って出す必要はあまりないのではないかということである。

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